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Django が最も得意とするのは新たなアプリケーションですが、古いデータベースの 組み込みも可能です。 Django には組み込み作業を可能な限り自動化するための二 つのユーティリティが付属しています。
このドキュメントでは、読者は 公式チュートリアル のカバーしている Django の基礎を良く知っているものと仮定しています。
まず、データベースへの接続パラメタとデータベース名を Django に指示する必要
があります。 DATABASES
設定を編集し、 'default'
コネクション
に次をキーとして値を設定してください:
NAME
ENGINE
USER
PASSWORD
HOST
PORT
Django には、既存のデータベースにイントロスペクションを行ってモデルを生成で
きるコマンド、 inspectdb
が付属しています。出力を見るには以下の
コマンドを実行します:
python manage.py inspectdb
標準の Unix 出力リダイレクションを使って、この内容をファイルに保存しておき ます:
python manage.py inspectdb > appname.py
この機能はショートカット目的で、正しいモデル生成を行うためのものではありま
せん。詳しくは django-admin.py のドキュメント
を参照
してください。
モデルを整理し終えたら、モジュールをアプリケーションの models.py
に入れ、
アプリケーションを収めているパッケージ内に配置して、
INSTALLED_APPS
設定にアプリケーションを追加しておきます。
次に、 syncdb
コマンドを実行して、 Django のコアデータテーブルを
データベースにインストールします:
python manage.py syncdb
ここまでで解説したのは基本です。この後は、生成したモデルが正しく動作するま で変更してゆく必要があるでしょう。 Django データベース API を使ってアプリケー ションのデータにアクセスしたり、 Django admin サイトでオブジェクトを編集し てみたりしてください。
Oct 26, 2017