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Django 1.0 alpha 2 にようこそ!
このリリースは、来るべき Django 1.0 リリースにつながる 2 番目のプレビュー/ 開発者向けリリースです。1.0 のリリースは 9 月初頭を予定しています。このリリー スでは、主に Django のコードベースをテストしたい開発者や、 1.0 の最終リリー スに向けてバグ修正を手伝う開発者をターゲットにしています。
従って、このリリースは実運用向きでは ありません 。くれぐれも実運用の目的 では使わないようにしてください。
ここ数年、我々は Django の trunk ソースツリーでほぼずっと活発に開発を続け、 0.96 リリース以降、大きな機能をいくつも投入してきました。 Django 1.0 alpha 1 で新たに登場した機能は、 1.0 alpha 1 リリースノート を参照してください。 1.0 alpha 1 以降に追加された機能を以下に示します:
django.contrib.gis
(GeoDjango)contrib
アプリケー
ションの形で Django に追加しました。
GIS のドキュメント はまだメンテナンス中で、
1.0 の最終リリースまでに Django のメインドキュメントにマージする予定で
す。この機能を作り上げ、完成までこぎつけた Justin Bronn, Jeremy Dunck,
Brett Hoerner そして Travis Pinney に深く感謝します。FileField
と ImageField
は、プラガブルなファ
イルストレージバックエンドを使えるようになりました。ストレージバックエ
ンドによって、アップロードファイルを Django に保存する方法を徹底的にカ
スタマイズできます。詳しくは、 ファイルのドキュメント
を参照してください。この困難な仕事を達成した Marty Alchin に深く感謝します。他にも、このリリースでたくさんの機能追加や改良を行いました。その中でも、2 つのパフォーマンス改善があります。一つは、 Django の国際化システム で翻訳対象にマークした文字列のメモリ消費を低減したこと、もう 一つは、リクエスト/レスポンスの処理中や、オブジェクト-リレーショナルマッパ を扱うときに頻繁に呼び出される Django の内部ディスパッチャを劇的に高速化し たことです。
この alpha リリースの主要な目的の一つは、 Django 1.0 に実装する予定の機能 のうち、まだ終っていないものや、最終リリースまでに修正しておかねばならない バグを見極めることです。このリリースの後、ベータリリースとリリース候補版に 向けて一連のスプリントを実施し、すぐに Django 1.0 をリリースします。タイム ラインは以下のように計画しています:
もちろん、予定のタイムラインなので、状況によって変更する可能性もあります。 最新情報は Django プロジェクトの wiki に掲載します:
高い品質の 1.0 リリースを提供するために、皆さんの手助けが必要です。先にも述 べたように、この alpha リリースは実運用向けでは ありません 。安全なテスト 環境で使ってみて、バグや問題を見付けたら Django の開発チームに報告してくだ さい。自分の発見した問題がすでに明らかでないか、 Django のチケットトラッカ を使って探してください:
発見した問題に対応するチケットが見付からなければ、新たなチケットをオープン してください。
また、 1.0 リリースに向けての進捗を含め、 Django の開発に関する議論は、 django-developers メーリングリスト:
と、IRC サーバ irc.freenode.net
の #django-dev
チャネルで常時行って
います。 Django の開発を手伝いたいのなら、ぜひ参加して、議論に加わってくだ
さい。
Django プロジェクトへの貢献方法は、オンラインドキュメントにも記載しています:
コードの開発、ドキュメントの作成、そしてチケットのトリアージや、誰かの提出 したバグフィクスのテストなど、どんなレベルの貢献でも歓迎します。
Oct 26, 2017